石川ひとみさんことひっちゃんは私の中で非常に思い入れのある歌手です。
とてもショックなことがあった時に、ひっちゃんの歌を聞きファンになったのです。
なのでショックを乗り越えられたのはひっちゃんのお陰ともいえます。
…と言っても具体例がないから、？？という感じですね。
でもとにかく思い入れのある方なので、これからもずっと私の心の中に残る歌手でしょう。


最初にひっちゃんを好きになったのは「くるみ割り人形」を聞いてから。
ひっちゃんの私の中でのイメージは、フランス人の少女みたいに上品、なのですが、まさにそのイメージとぴったりな歌です。
でも以前から、「まちぶせ」はとても有名なので知っていました。
ひっちゃんの声と歌唱力を生かした名曲だと思うのですが、曲調が私の中にピンとこなかったのでファンにはなれませんでした（今聞くと高音部に聴き惚れてしまいますが）。


「くるみ割り人形」がメジャー調か、といえば完璧にそうとは言えないんですけど、サビはそうですよね。
メジャー調の歌がひっちゃんによく似合っていると思いました。
なので、それからは「君は輝いて天使にみえた」とか「ハート通信」「ミス・ファイン」が大好きでした。
16曲入りのベストを中古で購入して毎日毎日聞いていました。


その数ヶ月後にもっと色々なひっちゃんの歌を聞いてみました。
正直に言うと、マイナー調の歌はあまり好きではありませんでした。
ですがこの曲を聞いた時は違いました。
なんて美しい歌声なんだろう…と今更ながら感動してしまった、そんな感じです。


♪恋人がいること　夕べ誰かに聞いた♪の響きはすごいですね。
ひっちゃんの歌唱力の高さがよくわかります。
聞いていて気持ちの良い歌いっぷりです。